キシリトールガムを噛むことで虫歯予防になるという噂をよく耳にします。
ガムを噛むときと言えばこのようなときですが、虫歯を予防するためにガムを噛んでいるという人も多いと思います。
- 口臭が気になるとき
- 食べ過ぎを防ぎたいとき
- 顎を鍛えたいとき
- 口の中が寂しいとき
でも、ガムを噛むことで本当に虫歯予防になるのでしょうか？
そこで今回は、キシリトールガムを食べると本当に虫歯予防になるのか？について検証していきたいと思います。
目次
なぜ、キシリトールガムを噛むと虫歯予防になると言われているの？
キシリトールはむし歯のもとを作らない
キシリトールガムには、”キシリトール”と呼ばれている天然素材の甘味料が配合されています。
キシリトールとは、虫歯の原因となる酸を作らない甘味料のことです。
キシリトールは糖アルコールの一種で、その中でも特に甘みが強くて”まろやかな甘み”が特徴です。
砂糖のような甘さがあるのですが、砂糖に比べてカロリーは低く、割合でいうと砂糖の３/４程しかないそうです。
虫歯菌は、砂糖などの糖分を栄養源として酸を作り出し、歯の表面を溶けだすことによって発生してしまいます。
キシリトールは歯の表面を溶かしてしまう酸を作らないので、虫歯菌の栄養源になりません。
虫歯の原因菌”ミュータンス菌”は、キシリトールを分解せず酸を作り出さないので、キシリトールを食べても虫歯にはならないというわけです。
また、キシリトールには”ミュータンス菌”が増えるのを防いだり、歯垢（プラーク）の量を減少させたり、歯の脱灰を防いで再石灰化を促進する働きもあります。
キシリトールには、虫歯のもとにならないだけでなく、”虫歯を予防する働き”もあるのです。
ガムを噛むことで唾液を分泌する
口呼吸をすると虫歯になりやすくなると言われています。
それは、口呼吸をすることで口を開けた状態がずっと続いてしまい、唾液の分泌量が減ってしまうからです。
唾液腺で作られる唾液は、口腔内の環境を守るためにとっても大きな働きをしているのです。
唾液の成分はほとんどが水でできていますが、他にも”電解質”や”粘液”、そして多くの”酵素”などから成り立っています。
通常の場合は、１日１～１.５ℓほど分泌されるのですが、口呼吸などが原因となって唾液の分泌量が減ってしまうことがあるようです。
唾液には主にこのような働きがあります。
- 浄化作用
- 殺菌作用
- 消化作用
- 緩衝作用
- 再石灰化作用
唾液を分泌することで、食べ物を洗い流して口の中を綺麗にしたり、口の中に入った細菌が体の中に入らないようにしたり、食べ物の消化を助けたり、虫歯菌によって排出された酸を中性にしたり、歯を健康な状態に戻したりとさまざまな働きがあります。
つまり、唾液の分泌量を増やすことで、口腔内の環境を良くすることができ流のです。
ガムを噛むと自然と唾液がたくさんでてくるので、分泌された唾液の働きによって虫歯予防をしてくれるというわけですね💕
食後にキシリトールガムを噛むといいことだらけだった
キシリトールガムを食べるのは、できれば食後３０分以内に食べることがいいそうです。
なぜなら、食後の３０分以内に歯の再石灰化が盛んに行われているからです。
食事をするとミュータンス菌が酸を発生させ、プラーク中のPhが5.7以下になるとその酸が原因となり、歯の表面にあるエナメル質が溶け出します。
これを”脱灰”と言いますが、キシリトールにはこの”脱灰”を防いで”再石灰化を促進させる効果”があるのです。
また、食後にガムを噛んで唾液をたくさん出すことによって、唾液に含まれるミネラルが再石灰化を促すので、”キシリトール”と”唾液”の働きで歯を本来の健康な歯へと修復することができるというわけです。
虫歯予防には”歯科専用キシリートールガム”の方が良い！
どうせ同じガムを食べるのなら”虫歯予防”に効果的なガム選ぶようにしましょう！
そこで、おすすめなのが”歯科専用キシリトールガム”です。
コンビニやスーパーなど販売されている一般的なガムとは違い、歯科医院専売品のガムです。
歯医者さんを中心に販売されているので、コンビニやスーパーなどではなかなか手に入らない貴重なガムなのです。
歯科専用キシリトールガムは、普通のキシリトールガムと比べて優れている点が多く、虫歯予防にもより効果的だと言われています。
ここでは、歯科専用キシリトールガムにはどういった特徴があるのかについてご紹介していきたいと思います。
キシリトール含有量がなんと約2倍！
よくコンビニやスーパーで市販されている一般的なキシリトールガム。
このようなキシリトールガムは、キシリトールの含有量が約50％ほどだと言われています。
キシリトールには虫歯を予防する働きがありますが、その効果が期待できるのは５０％以上含まれていることで、キシリトール含有量が50％以下になると虫歯を予防する効果を十分に発揮することができないんだとか。
また、市販されている普通のキシリトールガムにはキシリトールの含有量が約50％なうえに、甘さを出すために人工甘味料が含まれていることが多いので、虫歯予防の効果を下げるだけでなくかえって虫歯ができやすくなってしまいます。
ガムを噛むことで唾液が分泌されるので、唾液の働きによる虫歯予防効果が期待できても、”キシリトールガム”自体に高い効果は期待することは難しいのです。
一方、歯科専用キシリトールガムに含まれるキシリトールの含有量は”普通のキシリトールガム”の約２倍です。
歯科専用キシリトールは”キシリトール１００％”でできおり、キシリトール以外の甘味料を一切使用していません。
虫歯の原因になる甘味料が含まれないので、虫歯になる心配もないですし、キシリトールが持つ虫歯を予防する効果をさらに期待することができるのです。
虫歯予防に選ぶならコレ！歯科専用キシリトールガムおすすめ５選！☆
ここでは、キシリトール含有量が多い歯科用キシリトールガムおすすめ５選をご紹介します。
「ガムを食べながら虫歯予防をしたい！」という人は、ガム選びの参考にしてみてください。
これからご紹介する歯科専用XYLITOLの特徴！
★キシリトールを100%配合しており、キシリトール以外の甘味料一切不使用。
★何個も食べなくても１回1粒でキシリトールが口の中に広がる。
★市販されている普通のガムよりも硬いので、咀嚼力を鍛えることができる。
★歯にくっつきにくいガムベースを使用しているので、義歯や矯正装置にもつきにくい。
では、さっそくいってみましょう！✨
歯科専用キシリトールガム アップルミント
アップルミントなのですが、そこまでミント系は強くなくて結構甘めです。
歯科専用キシリトールガムは味持ちがあまり良くないので、このくらいの甘さの方が食べた感じがして良いです。
りんご味のガムってあまりないですが、個人的にすごく好きです💕
歯科専用キシリトールガム クリアミント
ガムを食べてスッキリ感を味わいたい！という方はクリアミント味がおすすめです♪
きつすぎないミントなので食べやすく、噛んだ後は口の中がスッキリとします。
ミント系が好きな人向けです👌
歯科専用キシリトールガム マスカット
この３つの中で”マスカット味”が個人的に１番甘かったです。
でも、人工甘味料が含まれていないから口の中がべたべたせず、甘ったるい感じもないですよ👌
この中で”ミント系”ではないのはこのマスカットだけなので、ミントが苦手な方にもおすすめです💕
歯科専用キシリトールガム ラミチャックアソート3袋セット
「色んな味を試してみたい！」という方にはラミチャックタイプもおすすめです♪
コンパクトだから持ち運びにも便利だし、ボトルと違ってかさばらないのもいいです✨
私は”ボトル”と”ラミチャックタイプ”を買って持ち運ぶときには詰め替えて使っています♪
バックに入れてもスペースを取らないので持ち運ぶときにとっても便利です。
ボトルほどいらないけど歯科専用キシリトールガムを試してみたい人向けのサイズ感ですね💕
歯科専用キシリトールガム ボトル3個セット
クリアミント、マスカット、アップルミントのすべての味が楽しめるお得なガムボトル３点セットです。
３つセットだから自宅用、車用、会社用などさまざまな場所に置いておくのも良いですね♪
私はすべての味を食べてみましたが、どれも食べやすくて美味しいですよ〜💕
また、単品で買うよりもまとめて買ったほうが断然安く手に入ります👌
まとめ
検証した結果、キシリトールガムを噛むことで虫歯を予防する働きがあるようです。
また、一般的に売られている普通のガムよりも歯科専用キシリトールガムの方が虫歯予防の期待が高いようですね！✨
歯科専用キシリトールガムは、普通のガムと比べると少し値段は高くなりますが、歯の健康のことを考えると全然高い金額ではないです。
虫歯のもとになる人工甘味料が不使用なので、ガムを噛んでいてもまったく罪悪感がないのもメリットですよ💕
歯科専用キシリトールガムは、コンビニなどでは販売されていないようですが、私が通っている歯科医院でも売られていました！✨
歯科専用なので歯科医院でも買えますが、Amazonや楽天で買う方がお得です👌
健康な歯を保つために食後３０分以内に歯科専用キシリトールガムを食べる習慣をつけましょう！✨
とりあえず、迷ったらコレ！
「歯科専用キシリトールガムを食べてみたいけど、結局、どれにしようか迷う…」
という人には”アップルミント”がおすすめです👌✨
クリアミントよりも甘くて食べやすく、マスカットよりもミント爽やかなので、口の中がスッキリしますよ👆💕
