DENTALCARE

歯列矯正で失敗した私が、どうして歯列矯正で失敗することがあるのか考えてみた!

歯列矯正の”失敗”について気になっている方は多いのではないでしょうか?

IMG_2278

実際に私も歯列矯正で失敗をした経験があるので、その気持ちが痛いほどわかります。

そこで今回は、歯列矯正の失敗に関して思ったことがあったので書いていきます。

 

歯列矯正に失敗した私が、どうして歯列矯正で失敗することがあるのか考えてみた!

1aa7d7a50bbb06f713c9aee9d00252f4_s

歯列矯正で失敗をしてしまう理由として、歯科医師が原因の場合と自分自身が原因の場合があります。

ここでは、自分で行うアライナーの装着や顎間ゴムのゴムかけなど、指示通りにきちんと行ったのに失敗してしまう理由についてまとめてみました!

 

1.適切な治療法ではなかった

4c40640144288b0f4df3dadcfcd7d7ad_s
  • 非抜歯で歯並びを治せます
  • どんな歯並びでも目立たない装置で治療します
  • 歯並びは短期間で治ります
  • 低価格の矯正歯科

最近では、このようなキャッチコピーをかかげてネットなどで自分の歯科医院を宣伝をしているところがとても多いような気がします。

もちろん健康な歯を抜かず、目立たない矯正装置で、短期間・低価格の治療ができれば治療をする側にとっては嬉しい限りですよね!✨

ですが、それぞれの歯並びによって適切な治療法はまったく違います。

歯を並べるスペースがなかったら抜歯の必要がでてくるし、歯並びによっては目立たない治療ができない場合も当然あります。

そして、短期間や低価格で治療ができる場合だってもちろん限られてきます。

ですので、このような売り込み文句のような言葉に騙されず、自分の歯並びに合った適切な治療法を提案してもらうことが、失敗しないためにも大切だと思います。

 

2.歯科医師が経験不足だった

cfa3db178ad24cb8617bcb88b3d2c561_s

矯正治療は、歯科医師であればいくら治療経験が少なくて知識や技術がなくても『矯正歯科の看板』を掲げることができます。

ですので、矯正治療の経験も少なく、知識もない歯科医師が治療をしてしまうと、失敗してしまう可能性が高くなってしまいます。

実際に、私が1度目の歯列矯正で失敗をしたときの歯科医師がそうでした。

歯列矯正を始める前は写真を見せながら『こんな歯並びになるよ。』と言っていたのに、いざ治療が終わると、そんな歯並びにはまったくならず、私は八重歯から”出っ歯”になりました。

明らかに歯列矯正を失敗しているのにそれを認めず、出っ歯になった歯並びを治すよう伝えても、

『これ以上はできない。』

『そもそも、歯茎の位置は変えられんとよ。』

ということを言うばかりでした。

私が『その歯科医師の知識と経験がなかったんだな…』と感じたのは、セカンドオピニオン先の矯正治療しか行わない専門医に出会ってからです。

あれだけ『もうこれ以上はできない!』と言われ続けていたのに、セカンドオピニオン先の歯科医院で出っ歯を治す治療をしています。

奥歯を後ろに下げて前歯を後ろに下がる治療をしっかりと計画を立てて行ってくれています。

今思い返すと、歯科医師の経験と知識は少なかったのではないか…と強く思います。

 

3.治療計画が不十分だった

fe94a7e8a8342c5be1339e70e01d1f48_s

治療を始める前の治療計画がしっかりと立てれないと、歯列矯正は失敗してしまいます。

歯列矯正は、歯がどのようにして動いてくのかやどのくらいの期間で治療が完了するかなど予測する力も必要になります。

「とりあえず歯を動かしてみて、歯列は整えたけど噛み合わせが深くなりすぎてしまった。」

なんてことは、患者の立場からすると絶対にありえない話なのです。

歯列矯正は歯並びを治すだけでなく、噛み合わせの問題も解決する必要があります。

治療計画の段階できちんとした治療が進めれるのかが決まるので、そのときに不安に思うことや疑問に思うことは聞いてたほうが良いです。

 

4.質問や希望に答えられなかった

3d60f4302a5107661cce7dd13c894eb7_s

私も歯列矯正で失敗しましたが、矯正治療後にいくら歯医者に通ってもその歯科医師は、

「歯茎の位置はもう決まっているから、これ以上前歯を引っ込めることはできない。」

ということを言うばかりでした。

歯列矯正の知識が豊富になってきた今の私が思うのは、その治療が根本的にできないんじゃなくて、歯科医師がその治療をする知識や技術力がなかったものだと思います。

私のように歯列矯正で失敗してしまっても、治療が終わったあとだったら

『納得いかないならセカンドオピニオン先の歯科医院でまた新たにお金を支払って治療をすれば?』

というような対応をされる可能性もあります。

納得がいくまで親身になり、治療を続けてくれるところもあるかもしれませんが、私のように『もうできない!』と投げ出されることもあるのです。

矯正治療を始める前に自分の気持ちをしっかりと伝えて、その歯科医師の対応を見てみましょう。

曖昧な答えしか返ってこなかったり、自分が思うような歯並びになりそうな感じがしなかったり、そもそもこの歯科医師が自分に合わなさそうだったりしたら、そこで治療をするのはやめてたほうが良いと思います。

自分の希望をしっかりと伝えて、

『この先生なら信頼できそうだな!』

と感じたところで治療をすると、失敗する可能性も減るのではないかと思います。

 

さいごに

IMG_2280

保険が効かない高額な治療費を払っているのに失敗してしまうって本当にありえない話です。

しかし、数十万円もの治療費を支払わせといて患者の満足いく歯並びにできないまま治療完了を告げる歯科医師がいるのが現状です。

歯列矯正で失敗しないためにも、歯列矯正に関しての知識をしっかりと身につけて歯科医師任せにしないようにしましょう!✨

歯列矯正をしていて不安に感じたことは溜め込まず、相談してみると良いかと思います♪