芸能人やモデルのような美しくて白い歯ってとっても魅力的ですよね。
どうしてあんなにも歯の色が白くて綺麗なのかと疑問に思っている人は少なくないはず。
なんだか最近では、ほとんどの芸能人が歯並びを綺麗にしているような気がします。
芸能人って一体どのようにして歯を綺麗にしているのでしょうか。

芸能人の歯がとても綺麗な理由のひとつに、”差し歯やインプラントなどの人工の歯に変えている”ということがあげられます。
もちろん天然の歯で綺麗な歯並びをしている人もいますが、芸能人にとても多いのが作り物の歯に変えているということです。
差し歯にしたら後悔する人が多い!?

差し歯のメリットは、すごく短期間で歯並びを治すことができること。
一般的な矯正治療は、大体2年くらい治療期間がかかってしまうので、矯正装置をつけたくない人にとってもすごく魅力的な矯正治療と言えます。
また、芸能人のような綺麗な歯並びに憧れて、前歯を差し歯にしたいと考える人もとても多いようです。
しかし、実際に差し歯にした人であとあと後悔をしてしまったという人がすごく多くいるようなんです。一体どのような後悔をしている人が多いのでしょうか、、、
差し歯にして後悔する理由とは?

差し歯にした人はどのような理由で後悔をしているのでしょうか。健康な歯を差し歯にして後悔したと感じている人の意見をまとめてみました。
違和感のある前歯になった

前歯を差し歯にしてなんだか不自然で違和感のある前歯になってしまった。という人は結構多いようです。
差し歯は歯科技工士と歯科医師の技術力によって仕上がりが大きく異なってきます。
オールセラミックにして芸能人のような美しい差し歯になると思っていたのに全然ならなくて後悔したと感じる人も多いようです。
口臭がきつくなった

差し歯にすると口臭がきつくなることがあるんだとか。
加齢や生活習慣が原因で歯茎が下がってしまうと差し歯と歯肉の境目の隙間に食べカスや歯垢(プラーク)が入り込み、細菌が繁殖してしまうと口臭の原因になってしまうのです。
差し歯が変色した

保険適用の差し歯は、硬質レジン(プラスチック)でできているので、数年も経てば黄色く変色してしまいます。
セラミックにすればレジンと比べて変色しにくく、数年で歯の色が変色することはほとんどないようです。
セラミックは変色はしにくいのですが着色はします。
歯茎が黒ずんできた

差し歯にすると歯茎が黒ずんでしまうこともあります。
歯茎の黒ずみの原因は差し歯以外にも、喫煙や歯周病など他にも考えられますが、差し歯をしている人は歯茎が黒くなりやすいです。
保険適用内の”硬質レジン前装冠”や保険適用外の”メタルセラミック”は、金属を使用するためこの金属を長い間使用することによって金属が金属イオン化して体内に溶け出し、歯茎を黒くしてしまいます。
将来的にメンテナンス代がかかってしまう

最後に、金銭的な面での後悔です。
差し歯は一生モノではないので、定期的にメンテナンスをする必要があります。
差し歯にしたのはいいものの、将来的にかかるであろうメンテナンス代を考えると差し歯にしたことを後悔している人もいるようです。
将来的に差し歯が欠けたり、割れてしまったりしたら、差し歯を作り治さないといけなくなるので、また治療費がかかってしまいます。
差し歯の寿命は基本的に約10年と言われていますが、オールセラミックにすれば他の差し歯より断然長持ちします。
1本の金額は高いですが将来的なことを考えると、オールセラミックにした方がいいかもしれません。
歯の寿命が短くなるって本当?

神経を残して差し歯をする
差し歯にするために歯を削る必要がありますが、削る範囲を最小限に抑えて、神経を残したまま被せ物をすることもできます。
歯の神経をとると歯の寿命を短くしてしまうので、できるだけ歯の神経を残したまま差し歯にする歯科医院もあるようです。
しかし、歯の神経をぎりぎり残して差し歯を被せることで、後々その歯が虫歯になり痛みがでたり、急にしみたりしてしまうと歯の神経をとる治療をする必要があります。
神経をとって差し歯をする
審美的な問題を解決するには、歯の神経を取って小さく削るほうが良いとされています。
神経をとってしまうと歯は死んだ状態となり時間が経つと黒く変色してしまいます。
また、歯の周りの血管に栄養が行き届かなくなるので弱くなりもろくなってしまいます。
そのため、削れば削るほど歯の寿命が短くなってしまいます。
まとめ

前歯を差し歯にして後悔している人はとても多いようですね。
もちろん差し歯にすることのメリットもありますが、デメリットの方が多いような気がします。
永久歯は抜けてしまうともう二度と生えてくることはないので、健康な歯をダメにしてまで差し歯にする必要があるのかをしっかりと考える必要があります。