すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間が開いてしまっている歯の状態のことをいいます。
人目を気にしてしまい大きく笑えない、発音がしにくいなど、すきっ歯で悩んでいる方は結構多いとおもいます。
そこで今回は、「すきっ歯を治したい!」っていう方に最適な治療法をご紹介します。
すきっ歯になる原因とは?
顎の大きさに比べて歯の大きさが小さい
顎に対して歯が小さいためスペースが余ってしまい隙間ができてしまいます。
顎が小さいのに歯が大きく生えてきてしまい、出っ歯になっている私の歯並びの真逆ですね。
生まれつき歯の本数が少ない
生まれつき歯の本数が少ない場合は、スペースがあまりすきっ歯になってしまいます。
顎の中に歯が埋まっている
前歯の根元部分に歯が埋まってしまい、前歯と前歯の間に隙間ができてしまいます。
すきっ歯は、歯と歯の間に隙間があるため食べ物が挟まりやすく、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。
私も下の歯に隙間がありますが、よく食べ物のカスが詰まっています。
しっかり磨いているつもりでもそこだけ磨けておらず、虫歯になりかけていると言われてしまいました。
また、顎関節症にもなりやすく、歯の隙間から空気が漏れ、サ行やタ行の発音がしにくくなり食べ物をしっかり噛むことができないため、胃に負担をかけてしまいます。
すきっ歯の治療法とは?
ワイヤー矯正
一般的な歯列矯正で、ワイヤーの力で歯を動かす治療法です。症状が軽度の場合は、部分矯正でも治療が可能です。
マウスピース矯正
取り外しのできる透明なマウスピースを1日20時間以上装着し、歯並びを綺麗にする治療法です。マウスピース矯正は、本来の健康な歯のままで治療することができ、ワイヤー矯正のように矯正器具が目立つことがありません。
ダイレクトボンディング
歯の隙間にレジンを埋めて歯の形をつくり隙間を埋める治療法です。
ダイレクトボンディングだと、症状が軽度の場合は治療が可能ですが、レジンというプラスチックの材質を使用するので割れやすかったり、変色しやすいというデメリットもあります。
セラミッククラウン
歯を大きく削り、被せ物をする治療法です。セラミッククラウンやラミネートべニアだと、歯を削る必要があるので、知識や技術の低い医師にかかってしまうと出来栄えが不自然になってしまうこともあります。
ラミネートべニア
歯の表面を薄く削り、薄いセラミックを被せる治療法です。セラミックよりは削る部分が少ないです。
まとめ
一番オススメな治療法は、歯列矯正で歯並びを治す方法です。
その中でもすきっ歯に適している治療法は「マウスピース矯正」です。
健康な歯を大きく削ったり、歯の形を作って埋めたりするのは、歯医者の医師の知識や技術が必要になります。
治療費や治療期間はかかってしまいますが、本来の歯で歯列矯正をした方が将来的にもいいとされています。
もう新しく生えかわることのない歯なので治療費用や期間に惑わされず、しっかりと将来的にどの治療が適切か考えることが重要です。