私はもうすぐ”インビザライン”で歯列矯正を始めますが、過去にワイヤー矯正をしていた経験があります。
私がなぜ、歯列矯正をしたにも関わらず、再矯正をするのかというと“1度目の矯正治療で失敗”をしてしまったからです。
歯列矯正をすれば、「絶対に綺麗な歯並びになる!」と思い込んでいたあの頃の私。
担当の歯科医師にも「こんな歯並びになるよ。」って私の歯並びに似た症例を見せながら説明を受けていたので、まさか”失敗”するなんて夢にも思っていませんでした。
八重歯だった私の歯並びは、矯正治療が終わったころには見事に『出っ歯』になっていたのです。
1度目の矯正治療に失敗してしまった私ですが、たった一つだけ後悔をしていることがあります。
今回は、”歯列矯正を失敗した私が思う後悔したこと”についてお話ししていきたいと思います。
歯列矯正をしようかな~と考えている方は、矯正治療を始める前にぜひ読んでみてくださいね!
私のコンプレックスの歯並び。
私の元々の歯並びは可愛いくらいの八重歯ではなく、ガッタガタな八重歯でした。
小さい頃からその八重歯がずっとコンプレックスで、気付いたらいつでも自分の歯を隠すようになっていました。
綺麗な歯並びの人がすごく羨ましくて、「いつか歯列矯正をしたいなぁ、、、」と心の中でひそかにずっと思っていました。
ついに、矯正治療を始める。そして失敗…
矯正治療を始める
小学生の頃からずっと自分の歯並びにコンプレックスを抱いていた私ですが、”矯正装置をつけた時の見た目”や”高額な治療費”のこともあったので、なかなか踏み出せずにいました。
いつかは矯正治療をしようと思っていたのですが、タイミングを失うとなかなか踏み出せないもので、気がついたら私はもう高校生3年生。
「歯並びは綺麗になりたいけど、矯正装置をつけたくないなぁ~」「矯正治療費が高いなぁ~」とずっと思い続けていたのです。
そんな私が矯正治療を始めたのは”高校3年生の9月頃”でスパルタだった高校の部活動が終わった時期でした。
定期的に歯医者さんに通うことが可能になったので、ついに念願だった矯正治療を始めることになったのです。
当時、私は18歳でした。
成人式までにはどうしても矯正装置をはずしたかったので、歯科医師に相談をしました。
すると、矯正期間は約2年間だから大丈夫!とのことでした。
それから約2年間、歯列矯正が終わって綺麗な歯並びになることを夢みて毎日毎日を楽しく過ごしていました♡
そして失敗…
そして時は経ち、私は20歳になりました。
長かった矯正治療も終わり、成人式の1か月前に矯正装置をとることができました。
2年間ずっと待ちわびていた日だったので、本当に嬉しくてすごくすごく楽しみでした。
どんな歯並びになっているんだろう~♪とウキウキしながら歯医者へ行った私は嬉しくて嬉しくてしょうがなかったです。
歯医者についた途端、受付の歯科衛生士の方から「やっとだね~!」と言われて、すぐに名前が呼ばれたので治療室に向かいました。
先生とも少し話をして、さっそく矯正装置をはずしてもらったのですが、矯正装置をはずした後の歯並びを見せてもらった私はもう衝撃的でした。
なぜかというと、歯の並び自体は綺麗になってはいたものの、明らかに『出っ歯』になっていたからです。
上の歯並びと下の歯並びがズレすぎていて前歯で何も噛むことができないくらいの噛み合わせの深さでした。
もちろん自然に口を閉めることもできず、唇に力を入れないと口が閉まらないんです。
正直、この仕上がりで矯正治療の完了を告げる歯科医師の神経がわからないくらいでした。
私は審美ブラケットで表側につける矯正治療をしていたので、他の治療に比べると費用はそこまで高くはなかったです。
でも、歯列矯正の治療費は保険適用外なので、もちろんそれなりのお金はかかりました。
社会人1年目に一切遊びにも行かず、洋服も買わずに貯めた70万円でした。
歯科医師の態度に不満。納得がいかない…
高額な矯正治療費を払ったのにこんな仕上がりになるのは本当に納得がいきませんでした。
それからというもの、何度も何度も歯医者に足を運びましたが、結果的に何もしてくれず・・・
色んな理由をつけて、
「これ以上はできない。」
というようなことをいうばかり。
挙句の果てには、
「昔よりは綺麗になったやん。」
と言い出す歯科医師でした。
そして、出っ歯が治っていないのに”矯正治療の終了”を告げられました。
元々、この歯並びだったら何も思っていなかったかもしれません。
だけど、70万円という高額の矯正治療費を支払って、2年間の矯正生活を送ったにも関わらず、綺麗な歯並びにならなかったのがすごくすごく悔しくて悔しくて、、、
私の歯並びって歯列矯正をしても綺麗ならないんだ!と本気で泣いた日もありました。
そんな感じで1度目の歯列矯正に失敗した私ですが、あのタイミングで歯列矯正をしたことに関しては全く後悔はしていません。
今、あの時の歯並びだったらと思うと戻りたくはないです。
それくらいガタガタだったので、早いうちに矯正治療をしていて本当に良かったと思っています。
たった一つの大きな後悔。
そんな後悔をしていない宣言をした私が、たったひとつだけ後悔していることがあります。
それは、矯正専門医に治療をしてもらえば良かったということです。
私にとってこれはすごくすごく大きな後悔です。
矯正治療をしたことにはまったく後悔はしていないのですが、もっと矯正歯科を探しまわって違う先生に診てもらえば良かったなぁ~!!という後悔が物凄くあるのです。
あの頃の私は”矯正治療”に関しての知識がかなり乏しく、どの歯医者で矯正治療をしても同じだろう…と思っていました。
まず、矯正治療しか行わない専門医がいることすら知りませんでした。
私は自宅から一番近くて通いやすい”かかりつけの歯科医院”で矯正治療をしましたが、今となってはもっとよく考えてから治療をすればよかったなって思っています。
また、私の矯正治療をした歯科医師は”矯正専門医”ではなく、”一般歯科”の歯科医師でした。
私と同じ時期にその歯医者さんで歯列矯正をした友人もいたのですが、治療後に歯並びが元に戻ったそうです。
今考えると、その歯科医師は矯正治療の経験も少なく知識や技術力もなかったような気がします。
私は今現在、再矯正をするためにセカンドオピニオン先の歯科医院(前の歯科医院が紹介をしたところ)に行き、矯正専門医の先生に診てもらっていますが、
前の歯科医師には
「そんなのできない。」
と軽く笑われたことも、
矯正専門医は「可能です。」と言います。
何を思ったか
「下の歯は矯正後のリテーナー(保定装置)は必要ない。」
と言っていたのですが、
矯正専門医は「保定期間のリテーナーは絶対に必要。」と言います。
そもそも、リテーナーのお金もとっておきながら、下顎の歯並びを保定するリテーナーは作らないって経費の節約としか思えない。
私が、「下の歯並びのリテーナー作ってないので、お金って返してもらえますか?」と電話をすると、
受付の女の人が逆切れ!!ww
本当にびっくりしました。笑
やはりその歯科医院は、歯列矯正をする側が満足のいくような歯並びにする気も失敗した治療費のお金を返す気も全然なく、面倒くさくなったら「他の歯科医院でまた治療費を支払って治してもらえばいい。」と思っているんじゃないのかな?と思ってしまうくらいの対応でした。
「あー。私なんでここで矯正治療したんだろう…」と改めて後悔をしました。
ちなみに、リテーナー装置をもらえなかった下の歯並びですが、少しずつ後戻りしてます。
初めから矯正専門医に治療をお願いしておけば出っ歯になっていなかったかもしれない、、、
もっと前歯を後ろに引っ込めるような治療をしてくれたかもしれない、、、
そして再矯正をする必要がなかったかもしれない、、、
そう思うと矯正治療に詳しい資格を持っている先生に治療をしてもらえば良かったなぁ、、、とすごく後悔をしてしまうのです。
後悔しないような歯科医師選びを・・・
私の場合はいまさら後悔しても遅いですが、1度目の歯列矯正で治療をする際の歯科医師選びはかなり重要だということを知りました。
私のように歯科医師選びで失敗して後悔をしないように、治療をしてもらう歯科医院や歯科医師選びは慎重に行いましょう。
矯正治療は長期間の治療になるので、信頼できる先生にお願いするのが一番です。
歯を傷めずしっかり磨ける!研磨剤・発砲剤フリーの”Amazonベストセラー第1位”の歯磨き粉ジェル!☆