18歳~20歳頃に生えだす永久歯のことを”親知らず”と言います。
親知らずが変な方向に生えてきたら歯磨きがしにくく、しっかりと歯磨きができないと虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまい、奥歯を押してしまうと歯列にも悪影響を及ぼしてしまいます。
そのため、生えてくる向きによっては抜歯が必要になってきます。
私は、歯科医院と大学病院の口腔外科で親知らず抜歯をしたのですが、この2つの医療機関で親知らず抜歯の費用を比べてみると金額の差が結構ありました。
ここでは、親知らずを抜歯する際ににかかった費用についてまとめてみようと思います。
親知らずはどこで抜くことができるの?
親知らずの抜歯は、歯科医院と大きな病院の口腔外科で行うことができます。
親知らずの状態によって抜歯が難しい場合であれば、歯医者では抜かず口腔外科で抜歯をしてもらいます。
特に、下顎には下歯槽神経が通っているので上の親知らずよりも抜歯が難しく、抜歯をする際はこの神経を傷つけないようにしなければなりません。
そのため、下顎の親知らずは口腔外科で抜くように勧められることが多いようです。
私が親知らずを抜いた理由と親知らずの状況。
私は20歳くらいの頃に親知らずが生えてきました。私が親知らずを抜いた理由とその親知らずの状況についてご説明します。
親知らずを抜いた理由
1.矯正治療済み
親知らずが生えていたら、生える向きによっては歯並びを悪くしてしまう可能性があり、特に矯正治療をしていた人は後戻りがしやすくなってしまいます。
2.顎関節症になった
顎関節症になってしまったことも1つの理由です。口を開けるときに親知らずがあたって痛みができている可能性もあるそうなので、抜歯を勧められました。
下の親知らずは顎の痛みには関係なさそうでしたが、上下の歯並びの矯正治療をしている私は、下の歯並びの治療後の後戻りが少しずつしているのを感じていたので抜いていた方がいいなと思い、親知らず4本すべて抜くことにしました。
親知らずの状況
私の場合は、痛みがでてきたから抜いたわけではなく、歯茎の中にある状態で抜歯をしたので、親知らずがでてきた痛みはなかったので、比較的状態は良かったと思います。
私の親知らずは4本とも生え揃ってはいましたが、まだ歯茎の中に隠れている状況でだったので歯茎を切ってからの抜歯が必要でした。
麻酔をしているので痛みはありませんでしたが力ずくで抜いていたので頭は痛かったです。
私の親知らずの向きは斜めでも横向きでもなく、結構まっすぐに生えていました。レントゲンを見たほうがわかりやすいので写真のせておきます。
親知らず抜歯の費用について
親知らずの抜歯にかかった費用について金額を出しながらご紹介していきます♪
歯医者で親知らずを抜歯した費用
上の親知らずは歯医者の先生に抜いてもらえるとのことだったので、1本ずつ抜いてもらいました。抜歯は1度目の歯列矯正で経験していたのですが、親知らずとなるとかなり痛いイメージがあって、しかも歯茎を切ってから抜歯だったのですごく緊張しました。
♡左上の親知らず
左上の親知らず抜歯の費用は2,530円でした。
人生初めての親知らずの抜歯でしたが、この歯は根っこが1本しかなかったので歯茎を切ってから10分くらいで抜けました。
歯茎は切ったので歯茎の腫れや痛みは少しありましたが、そこまで大きな腫れと痛みは少なかったです。
♡右上の親知らず
右上の親知らず抜歯の費用は2,150円でした。
1本目の親知らずの抜歯で案外大したことないなと思っていましたが、右上の親知らずの抜歯はかなりてこずりました。
親知らずを割る必要はなかったのですが、休憩を3回ほど挟みながらで1時間以上かかったのでずっと口を開けておくのが辛かったです。
大学病院の口腔外科で親知らずを抜歯した費用
下の親知らずは神経に近くて抜歯が難しいため大学病院の口腔外科で抜歯をするように勧められました。
大学病院の口腔外科では、歯医者では抜歯できないような難しい症例をたくさん取り扱っているので、先生も慣れた様子で抜歯をしていました。
私の場合は、親知らずが少し骨が引っかかっており中々抜けなかったので骨を少し削り、上の親知らずと同様に歯茎に埋まっていたので、歯茎を切って抜歯をしたので、上の親知らずに比べて抜歯後の顔の腫れと痛みは半端じゃなかったです。
大学病院の歯科外来診療料金領収証書には、自己負担額の詳細が細かく記載されていたのであわせてご紹介します。
♡右下の親知らず
右下の親知らず抜歯の費用は4,250円でした。
初・再診科・・・・921円
医学管理料等・・・300円
画像診断料・・・1,416円
投薬料・・・・・・204円
手術料・・・・・1,410円
合計・・・・・・4,250円
右下の親知らずは15分ほどで抜くことができたので、抜歯をしている時はそこまで苦痛ではなかったのですが、歯茎を切って骨を削ったので抜歯後の痛みは上の親知らずとは違い痛すぎでした。
歯医者の先生よりも簡単に抜いていたので、いつの間に終わっているって感じでした。
さすが大学病院の口腔外科の先生だなと思いました。
♡左下の親知らず
左下の親知らず抜歯の費用は3,890円です。
初・再診料・・・231円
投薬料・・・・・204円
手術料・・・・・3,450円
合計・・・・・・3,890円
左下の親知らずは歯がすごく大きくてなかなか抜けず、1時間以上かかりました。
左下の親知らずも骨に引っかかっていたので骨を削り、何度か休憩を挟みながらだったのでさらに長く感じました。
歯茎の中に埋まっていたのでさらに抜けなかったらしく、最終的には親知らずを割ってから抜歯をしました。
今回は、右下の親知らずを抜いた時に歯茎を切って縫ったのでその抜糸代も含まれています。
歯医者と大学病院の口腔外科の医療費の差って?
歯医者と口腔外科で親知らずを抜歯する際の治療費自体はそこまで変わりませんが、歯医者ではすでにレントゲンを撮っていたので抜歯のみの金額なのに対し、大学病院では初診料や再診料、画像診断料などもかかってしまうので金額が少し高くなっているようです。
大学病院で親知らずを抜歯をする場合は、約5,000円前後になることが多いそうです。
ちなみに治療薬と痛み止めの処方箋は、どこの薬局でも大体500円~600円くらいでした。
まとめ
親知らずの抜歯に時間がかかったら抜歯が難しかったというわけなので、その分医療費が高くなるイメージでしたが、歯医者でも大学病院でも抜歯に1時間以上かかった方が料金が安くて済みました。
初診料や再診料・画像診断料がかかる分、口腔外科で抜糸をする際は少し金額が高い感じがありますが、治療費には差はないようです。
親知らずの抜歯をする際に口腔外科で行う必要があるかは歯科医師が決めてくれます。
歯医者で抜歯をすることが困難な場合口腔外科で抜歯をするように言われて紹介状も書いてくれるので、歯医者を通していく方が安くて済ます。
歯医者で抜くよりは少し金額があがってしまいますが、親知らずの抜歯で大事な神経を傷つけてしまうと一生麻痺が取れないこともあるので、親知らず抜歯の経験が豊富な先生にお願いするのが良いかと思います。
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