NIKIBICARE

ニキビ肌が綺麗になるために必要なスキンケア方法はコレ!大人ニキビに悩んでいる方必見です!

「ニキビについての知識ないし、ニキビを治す正しいスキンケア方法がわからない!」

以前の私はこのように悩んでいました。

今回はニキビがひどくて悩みまくっていた過去の自分に書いていきます。

私自身、学生時代はニキビとは無縁でした。

自分はニキビができない体質なんだと勝手に思っていたのです。

学生時代は思春期ニキビに悩んでいる子も多かったのですが、私は一切ニキビができなかったので「大変そうだな~。」というくらいにしか思っていませんでした。

しかし、20歳を過ぎたあたりにいきなりニキビが大量に発生しました。

もう、衝撃でしたね・・・

最初の方はブツブツとしたものが頬全体的に広がっており、白ニキビの段階だったのであまり良くわからなかったんですが、とりあえず肌が荒れ始めました。

この頃は、スキンケアも適当にやっていたし、睡眠不足で生活習慣が乱れていたんだと思います。

何が原因だったのかは不明。色んなことが重なって大人ニキビの要因となっていたのだと思います。

大人ニキビって放置していても全く治らないし、皮膚科に行っても本当に治らなかったんです。

そもそも私自身、ニキビに関しての知識が全くなく、どういった原因で大人ニキビが発生するのかなどさっぱりだったんですよね・・・これがダメでした。

今考えると、大人ニキビができ始めたときに正しい知識とスキンケア方法を知っていたら良かったのにな~ってすごく思うんです。

今回は、ニキビ肌が綺麗になるために必要なスキンケア方法をご紹介したいと思います。

大人ニキビに悩んでいる方はぜひ、参考にしてみてください。

絶対にやらないで!大人ニキビがひどいときやっていた間違ったケア

まず、大人ニキビの正しいスキンケア方法を説明する前に「大人ニキビがひどいときにやっていた間違ったケア」についてちょっとだけ書いていきます。

何もしない。しても化粧水だけ。

まずはコレ!

大人ニキビが頬全体に広がっていた頃、化粧品を塗ることでますます悪化するのが怖くて「何も塗らない方が肌にいいんじゃね?」と思っていました。

たまに、化粧水を塗ったりしていましたが、大人ニキビは一向に治りませんでした。

それもそのはず、大人ニキビは化粧水だけでも治らないし、放置をしていても絶対に治りません!!!!!

なぜなら、大人ニキビは肌が乾燥するとできやすくなるからです。

そもそも、ニキビができるきっかけは毛穴詰まりが関係しています。

何らかの原因で毛穴の出口が塞がってしまうとニキビができやすくなるのです。

肌が乾燥すると角質が厚くなって硬くなります。角質とは皮膚の一番表面にある部分で、肌のうるおいを保っている部分でもあります。

この角質が硬くなると毛穴を塞いでしまうので、塞がれた毛穴の中には皮脂が詰まり、ニキビのもとであるアクネ菌が過剰に繁殖してニキビが発生します。

また、肌が乾燥すると肌を潤すために余計に皮脂を分泌してしまうので、毛穴の中ではさらに皮脂が溜まってしまうのです。

素肌のまま外出する

「ニキビができたらメイクはするな!」と言われたことはないですか?

いかにも、メイクすることがニキビの原因になっているというような言い方ですが、実際どうなんですかね・・・

私も皮膚科に行った時にこんな感じで言われたしまったので、ニキビ部分などはファンデーションを塗らず、日焼け止めも塗らずに外出していました。

しかし、メイクをやめても大人ニキビはよくならなかったんです。むしろ、ニキビは悪化していきました。

皮膚科の先生が「メイクをしない方がいい。」というのは、メイク化粧品ににきびのもとである成分が含まれていることがあるからです。例えば、鉱物油とか・・・

だから、「ニキビができたらメイクはしない方がいい!」と言われてしまうんです。

肌への刺激になる成分はニキビにとっても刺激物ですからね・・・

ですが、紫外線の恐ろしさを忘れてはいけません。

紫外線はニキビを悪化させる要因のひとつです。

なぜなら、紫外線を大量に浴びることで”活性酸素”が発生するからです。

この活性酸素とは「活発な酸素」という意味で、酸化させる力が強力な酸素のこと。

この活性酸素が毛穴の中に詰まった皮脂を酸化させると「過酸化脂質」という刺激物を作り出し、ニキビの炎症を起こして悪化させるのです。

ニキビ肌って毛穴の中に皮脂が詰まっている状態なので、紫外線を浴びることで皮脂を酸化させるとニキビの炎症がひどくなってしまうのです。

ニキビを悪化させないために大切なのは、ニキビ肌にも使えるほど肌に優しくて、ニキビを悪化させる成分を含まない化粧品で紫外線対策を行うこと。

最近ではニキビ肌にも優しい化粧品が販売されているので、そういったものを使うと良いですよ!

ニキビ肌が綺麗になるために必要なスキンケア方法はコレ!

では本題です。

さっそくニキビ肌が綺麗になるための正しいスキンケア方法をご紹介しています。

まず、クレンジングが必要なメイクをしている場合は、洗顔をする前にクレンジングをしないといけません。

アイメイク以外のメイクはできるだけ石鹸で落とせるメイク化粧品を使いましょう。

クレンジング料は肌への刺激になるので、クレンジングをやりすぎると二キビの悪化につながります。

《朝・夜》低刺激の洗顔石鹸で肌の汚れをさっぱり落とす

まずは、洗顔料選びです。

ニキビのない綺麗な肌を目指すにはまずは肌の状態を綺麗にすることから始まります。

そのために毎日の洗顔が必要なのです。

洗顔をする目的は、古い角質や皮脂などの顔についた汚れを落とすため。

この汚れを落とさずに放置していると、皮脂が酸化したり雑菌が繁殖したりして「過酸化脂質」という刺激物を作り出してしまうからです。

この過酸化脂質は、私たちの身体にさまざまな悪影響を与え、肌トラブルの大きな原因になります。

シミやニキビができるのも過酸化脂質という刺激物が関係しているのです。

顔の皮膚は1日中”空気の汚れ”にさらされています。

寝ている間も汗や皮脂などが分泌されるので、清潔な肌を保つには毎日の洗顔は欠かせません。

洗顔をするときに使う洗顔料はいろんなタイプのものがあるので、「どの洗顔料を選んだらいいかわからない!」方も多いと思います。

洗顔料の選び方を間違ったり、正しい洗顔方法を間違ってしまうとニキビの悪化につながりますので、洗顔料はいいものを選ぶこと。

つまり、肌への負担が少なくて汚れをさっぱり落とすことができる洗顔料を選びましょう。

大人ニキビは肌が乾燥することでもできやすくなるので、肌を乾燥させやすい成分が配合された洗顔料は絶対に避けるべきです。

思春期ニキビ向けの洗顔料は、肌の乾燥を招く”アルコール成分”が配合していることがあります。

アルコール成分はエタノールなと記載していることが多いですが、水分を蒸発させやすくて肌への刺激にもなりやすいので”アルコールフリー”のものを選びましょう。

また、洗顔の肌がしっとりする”しっとりタイプの洗顔料”もニキビ肌には不向きです。

このような洗顔料は肌が保湿されているような感じがしますが、洗顔料に含まれているうるおい成分は洗い流す時に流れてしまうのであまり意味がないのです。

それに、洗い上がりの肌がしっとりするのは油分が肌に残って油膜を張っている状態だからです。

肌の表面に油膜を張ってしまうと、洗顔後のスキンケアの浸透を妨げてしまうので肌が乾燥しやすくなります。

つまり、洗顔料選びを間違ってしまうとニキビを悪化させる原因になってしまうので、ニキビ肌にとって洗顔料選びは大切なのです。

《夜》週に1~2回ピーリング石鹸で角質ケアをする

ニキビ予防には定期的なピーリングケアも必要です。

肌の一番表面にある”表皮”は、約28日周期で新しく生まれかわっています。

これを”肌のターンオーバー”と言います。

表皮の一番下にある基底層で新しい表皮細胞が生まれ、上へ上へと押し上げられて角質細胞になり、最終的に垢となって剥がれ落ちるサイクルのこと。

ターンオーバ―によって肌の細胞が新しく生まれ変わっているので、皮膚に傷がついたりしても、時間が経てば徐々に綺麗になってくれるのです。

しかし、このターンオーバーは年齢を重ねるたびに遅くなります。

年をとるにつれてシミができやすくなったり、傷が治らなかったりするのはこのためです。

ターンオーバーが遅くなると古い角質が毛穴に詰まり毛穴の出口をふさいでしまうのです。

古い角質によって毛穴がふさがれてしまうと、塞がれた毛穴の中では皮脂が溜まりやすくなるので、結果としてニキビができやすくなるというわけです。

ニキビを予防するためには適度なピーリングが効果的です。

ピーリングをすることで肌のターンオーバーを高め、古い角質や皮脂などの汚れを取り除くことができます。

ピーリング剤は色んなタイプのものがありますが、固形石鹸の洗い流すタイプのものが肌に優しいのでおすすめです。

ジェルタイプのものや拭き取りタイプのものは肌を擦ってしまいがちなので、ピーリング成分の入った洗顔料を使いましょう。

ピーリングをした後の肌はとてもデリケートな状態で紫外線などを受けやすくなるので、週に1~2回のピーリングは夜のみ行いましょう。

私が愛用している「スキンピールバーティートゥリー」は、ニキビ肌・脂性肌向けなのでおすすめです♪

このピーリング石鹸は毎日使っていいようなのですが、私は週に1~2回ほど使ってます。

スキンピールバーティートゥリーは、ピーリング成分(AHA)だけでなくニキビができにくいティートゥリーオイルを配合しています。

《朝》クレンジング不要で低刺激な日焼け止め&パウダーファンデーションで紫外線対策!

紫外線はニキビを悪化させるので、ニキビ肌に負担がかからない程度の紫外線対策は必須です。

日焼け止め化粧品に含まれる成分が肌への刺激になることがあるので、低刺激な日焼け止め化粧品を選ぶこと。

そして、もっと低刺激で紫外線をカットしたいなら”パウダーファンデーション”を塗りましょう。

パウダーファンデーションの色粉と、日焼け止め化粧品に含まれている”紫外線散乱剤”が似ているため、パウダーファンデーションにはUVカット効果があります。

日焼け止め化粧品よりもパウダーファンデーションの方が肌への負担も少ないので、炎症したニキビがひどい方は日焼け止め化粧品ではなく、パウダーファンデーションを塗ると良いでしょう。

ただし、パウダーファンデーションだったら何でもいいというわけではありません。

クレンジングが必要なものだとクレンジング料の刺激で肌トラブルを引き起こす可能性があるので、クレンジングが不要であることは必須です。

また、ファンデーションに配合されている成分も肌への負担が少ないファンデーションを選ぶようにしましょう。

ニキビ肌にオススメな低刺激な日焼け止め化粧品・パウダーファンデーションは以下の記事を参考にしてみてください。

《朝・夜》ビタミンC配合の化粧水でニキビ予防をする

ビタミンCには皮脂の過剰分泌を抑える作用があるので、ニキビ予防に効果的です。

また、ビタミンCはシミやニキビ跡の予防にも有効な成分なので、化粧水選びに迷ったらビタミンC配合の化粧水を選ぶようにしましょう。

化粧水には肌を保湿する効果はほとんどないので、ニキビをできにくくするビタミンC配合化粧水がおすすめ。

ビタミンという成分は不安定で壊れやすい為、化粧品に配合するのが難しいと言われています。

そのビタミンCを人工的に改良し浸透性と安定性を高めたものがビタミンC誘導体です。

ビタミンCは皮脂の分泌を抑える作用があることから、肌が乾燥しやすいので、ビタミンCを塗った後はきちんと保湿ケアを行いましょう。

《朝・夜》セラミド配合の保湿美容液で肌をしっとり保湿する

肌の保湿はニキビを予防・改善するためにとっても重要なスキンケアです。

スキンケアで必要なことは、肌の状態を清潔に保ち、肌をしっかりと保湿し、肌のターンオーバーを正常化させることです。

ニキビができたらべたつくのが嫌で悪化するのが避けがちな保湿ケアですが、脂性肌でもニキビ肌でも保湿ケアは欠かせません。

保湿ケアをせずに肌を乾燥させると、肌をうるおすために余計に皮脂を分泌するので、かえってニキビができやすくなります。

また、角質に備わっている”角質のバリア機能”はセラミドの量が減少すると正常に機能せず、外界からの刺激を受けやすくなり、肌内部のうるおい成分も蒸発しやすくなります。

ここで必要な保湿ケアは”油分の含んだ化粧品を肌に与える”ということではなく、肌のうるおいを保ってい”るセラミドなどの保湿成分”を肌に与えるということ。

肌のうるおいは角質にある保湿成分によって保たれているので、肌をみずみずしく保つためには保湿成分を肌に与える必要があります。

この保湿成分の中で”最強の保湿成分”と言われているのが、角質細胞間脂質にある”セラミド”なのです。

角質にある保湿成分の割合は、角質細胞間脂質が全体の80%を占め、その主成分がセラミド(全体の40%)です。

保湿成分は他にも”天然保湿因子(NMF)”と”皮脂”があります。割合としては天然保湿因子が約17~18%で皮脂が約2~3%です。

セラミドの主な働きは、角質細胞と角質細胞をつないで肌内部の水分を逃がさないようにしていること。

水分をはさみ込む性質があり、湿度が0%になっても乾燥しないほど保水力があります。

赤ちゃんのお肌がぷるぷるなのは大人に比べてセラミドの量が豊富だからです。

セラミドは肌のターンオーバーとともに作り出されますが、年齢を重ねるごとに肌のターンオーバーは低下してしまうので、セラミドの量も徐々に減ってきます。

セラミドは水溶性の成分ではないので、化粧水ではなく乳液や美容液などに含まれています。セラミドが配合された化粧品でしっかりと保湿ケアをしましょう。

emi
emi
乳液とクリームは塗らなくていいの?

「スキンケアの中で乳液とクリームは欠かせないんじゃないの?」という方も多いかもしれないのですが、ニキビ肌の方は避けたほうが良いでしょう。

なぜなら、乳液やクリームには、ニキビの原因菌であるアクネ菌の栄養源”油分”が含まれているからです。

乳液やクリームなどに含まれる油分は、化粧水が蒸発しないようにふたをする役割がありますが、そもそも、肌のうるおいを保っているのは角質層にある”保湿成分”です。

乳液は油分が約10~20%の割合に対して水分は50~70%ほど配合されているので、ほとんどが水分でできています。

ですので、高い保湿効果は期待できません。

化粧水が蒸発しないように肌の表面に油分を塗ってふたをしても、保湿成分が不足していると肌は乾燥してしまうのです。

以前、鼻のうえにでっかいニキビができたとき、乳液やクリームをニキビ部分にたっぷり塗ったことがあります。

すると、日に日にニキビが巨大化してしまったので、「油分って本当にニキビを悪化させるんだな・・・」と実感しました。

さいごに

大人ニキビを治すには”大人ニキビ向けのスキンケア方法”を行うことが大切です。

ニキビができたことがない人の一般的なスキンケア方法を参考にしてもだめです。

また、大人ニキビを治すには正しいスキンケアを行うことも大切ですが、生活習慣の乱れも大きく関係しています。

不規則な食生活を続けていたり、過度なストレスを感じてしまうと大人ニキビができやすくなるので、できるだけストレスを溜めこまず、規則正しい生活を送るようにしましょう。