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リキッドファンデーションでニキビができる&悪化する理由【肌への負担が大きい】

「ニキビができてるからこそしっかりとファンデーションでカバーしたい!」

ニキビが顔にできているとすごく目立つので、なんとかメイクで目立たなくしたいですよね。

ファンデーションにもいくつか種類がありますが、圧倒的にカバー力が高いのは”リキッドファンデーション”です。

リキッドファンデーションは、保湿力が高く崩れにくく、ツヤのある肌を作り出すことができるため、ファンデーションの中でもかなり人気があります。

しかし、ニキビができやすいのであれば基本的にリキッドファンデーションはNGです。

というか、本当のところは使わない方がいいファンデーションです。

ニキビをカバーして素肌を綺麗に見せたいという気持ちはわかりますが、メイクをすることでニキビをますます悪化させてしまっては本末転倒…。

emi
emi
でも、リキッドファンデーションってなんでニキビに良くないのかしら?

そこで今回は、リキッドファンデーションを使うことで、ニキビができたり悪化してしまう理由を説明していきます。

ニキビ肌だけどリキッドファンデーションを使いたい!という方はぜひ読んでみてくださいね!☆

そもそも、リキッドファンデーションとは?

まずは、リキッドファンデーションってどういうものなの?ということから説明からしていきます。

肌を綺麗にカバーしてくれる”ファンデーション”にはいくつか種類があり、大きく分けると以下の4つに分類されます。

  • パウダーファンデーション
  • リキッドファンデーション
  • クリームファンデーション
  • クッションファンデーション

※パウダーファンデーションは、さらに固形(プレストタイプ)粉末(ルースタイプ)に分けられます。

このファンデーションの中でも”リキッドファンデーション”は、とにかくカバー力が高いところが魅力です。

ファンデーションは肌を綺麗に見せるために使うので、カバー力が高いリキッドファンデーションが人気なのでしょう。

リキッドファンデーションを使えば、パウダーファンデーションだけでは隠しきれないシミも簡単に隠すことができるし、毛穴の凸凹も綺麗にカバーすることができます。

また、リキッドファンデーションを使うとツヤのある肌を作り出すことができて、さらにファンデーションの密着度が高いので1日中崩れにくいという点も特徴のひとつです。

リキッドファンデーションは、水分と油分を含んでいるので肌に乗せたときの伸びも良く、肌が乾燥しにくいというのも魅力的ですね♪

「素肌をしっかりとカバーしたい!」という方にはカバー力が高いリキッドファンデーションがおすすめです。

リキッドファンデーションはカバー力が高くて保湿力もあるので、ニキビには向いているような気もしますよね・・・

emi
emi
どうしてニキビ肌には不向きなの?

リキッドファンデーションは肌への負担が大きく、肌トラブルを引き起こしやすい

カバー力が高くて人気の”リキッドファンデーション”ですが、パウダーファンデーションと比べて肌への負担は大きめです。

基本的にパウダーファンデーションよりもリキッドファンデーションの方が配合されている成分が多いので、そのぶん肌への負担もかかりやすいです。

【検証】ヴァントルテのミネラルシルクファンデーションと美容液ミネラルリキッドファンデーションの成分を比較!

ヴァントルテのミネラルシルクファンデーションと美容液ミネラルリキッドファンデーションの成分を比較してみました!

\ミネラルシルクファンデ/

マイカ、酸化亜鉛、酸化チタン、シリカ、シルク、水酸化Al、酸化鉄

\リキッドファンデ/

水、 マイカ、 テトラデカン、 プロパンジオール、 酸化亜鉛、 ラウリン酸メチルヘプチル、 ホホバ種子油、酸化チタン、ダイマージリノール酸ジイソステアリン酸ポリグリセリル-3、 トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、 ミリスチン酸オクチルドデシル、 (ジイソステアリン酸/ポリヒドロキシステアリン酸/セバシン酸)ポリグリセリル-4、 イソステアリン酸、 硫酸Mg、 グリセリン、 酸化鉄、 水酸化Al、 カプリル酸グリセリル、 ステアリン酸イヌリン、 ステアリン酸、 レブリン酸Na、 セバシン酸イソステアリル、 アニス酸Na、 トコフェロール、 グリチルレチン酸ステアリル、 ステアロイルグルタミン酸2Na、 ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)、 酸化スズ、 スクワラン、 加水分解コラーゲン、 プラセンタエキス、 ラウロイル乳酸Na、 アセチルヒアルロン酸Na、 パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、 ヒアルロン酸Na、 セラミド1、 セラミド3、 セラミド6Ⅱ、 加水分解シルク、 水溶性プロテオグリカン、 フィトスフィンゴシン、 コレステロール、 アロエベラ葉エキス、 クロレラエキス、 カルボマー、 キサンタンガム、 水溶性コラーゲン、 マンニトール、 アセチルデカペプチド-3、 ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1、 カイコまゆエキス、 BG

リキッドファンデーションとパウダーファンデーションの配合成分の違いは上記の通りです。

emi
emi
リキッドファンデーションは色々な成分が入っているのね…。

どちらもクレンジング不要で低刺激なのですが、リキッドとパウダーではやはり配合されている成分がまったく違います。

ここまで配合成分が違うとパウダーファンデーションの方が肌にとって負担が少ないというのは明らかです。

このように化粧品に配合されている配合も関係していますが、それだけではありません。

リキッドタイプはパウダータイプに比べて皮膚と触れる面積が広いので、その分肌への負担は大きくなります。

一方、パウダータイプは角質層に浸透せず、肌の表面に乗せるだけなのでリキッドタイプに比べて肌への負担は少なめです。

リキッドファンデーションには素肌を綺麗にカバーするためにさまざまな成分が含まれています。

その含まれる成分がかえって肌への刺激となってしまい、ニキビなどの肌トラブルを起こしてしまうのです。

また、リキッドファンデーションには基本的にニキビのもとである”油分”が含まれています。

多くの化粧品に含まれている原価の安い”鉱物油”はさまざまな肌トラブルのもとです。

皮膚科の先生が「ニキビができたらメイクをやめなさい!」というのも化粧品にはこの”鉱物油”が含まれていることが関係しています。

油分はニキビの原因菌である”アクネ菌”の栄養分になるので、リキッドファンデーションを使うことで油分が毛穴に詰まり、ニキビができやすくなるのです。

リキッドファンデーションを落とし忘れて眠ってしまえば、寝ている間に毛穴の中で油分が酸化し、ニキビの炎症を引き起こすので要注意です。

また、リキッドファンデーションには水分も含まれているので、水分と油分をなじませやすくする”界面活性剤”も含まれています。

界面活性剤は肌への負担がかかる成分のひとつ。

化粧品に含まれる”界面活性剤”は、肌への負担が大きくて、肌本来に備わっている角質のバリア機能を破壊させます。

バリア機能が低下すれば、外界からの刺激に敏感になり、肌も乾燥しやすくなってしまうのです。

リキッドファンデーションは油分を含む化粧品なので、メイク落とし(クレンジング)が必要になります。

リキッドファンデーションを肌につけたまま眠ってしまうと毛穴の中で油分が酸化してさまざまな肌トラブルを起こしやすくなります。

ですが、クレンジングも肌への負担になってしまうんです・・・

なぜなら、クレンジング料は”界面活性剤”という成分が多く含まれているから。

リキッドファンデーションには界面活性剤が含まれますが、それを落とすためのクレンジング料にも界面活性剤が使われています。

界面活性剤は、化粧品に含まれる油分と洗い流す際の水分をなじませる働きがあるのでクレンジング料には必ず入っている成分です。

基本的に”油分”と”水分”は混じり合わないので、メイクを落とすために界面活性剤は欠かせないのです。

界面活性剤は化粧品だけでなく”洗剤”や”シャンプー”などにも含まれており、クレンジング料の種類によっても配合される量が変わってきます。

油性の汚れであるメイクアップ料を落とすためには欠かせない”界面活性剤”ですが、洗浄効果が高すぎるため、界面活性剤が多く含まれるクレンジング料を使ったり、クレンジングをしすぎてしまうと、肌に必要なうるおい成分まで奪ってしまうのです。

肌に必要なうるおい成分を奪ってしまうと肌が乾燥しやすくなります。

”角質のバリア機能”も低下するので、外界からの刺激を受けやすくなり、肌内部の水分も蒸発しやすくなってますます肌が乾燥し、乾燥からくるニキビもできやすくなります。

→肌が乾燥すると肌の表面にある角質が厚くなって硬くなります。

肌の表面はごわごわしてきて毛穴の出口を塞いでしまいます。

塞がれた毛穴の中では皮脂が詰まり、アクネ菌が大量に繁殖してニキビを引き起こします。

毛穴が塞がれると化粧品も浸透していかないので、ますます肌が乾燥してしまうのです。

しかも、リキッドファンデーションはクレンジングの際に落ちにくいので、肌をゴシゴシと擦ってしまいがち・・・

肌を擦ってしまうと角質に傷がつき、肌荒れを起こしやすくなります。

つまり、リキッドファンデーションがニキビ肌に不向きなのは、ニキビの大敵である油分が多く含まれているからということ。

パウダータイプと比べて接する面積が広いうえ、配合されている成分も多くなるので肌への負担がかかりやすいのです。

また、クレンジング料を使うことで”肌の乾燥”を引き起こしやすくすることも大きく関係しているというわけです。

どうしてもリキッドファンデーションを使いたいなら・・・

emi
emi
どうしてもリキッドファンデーションが使いたい! 

ニキビ肌なら油分を含まないパウダーファンデーションが低刺激で良いのですが、「どうしてもリキッドファンデーションを使いたい!」という方は多いと思います。

特に、結婚式や彼氏とのデートなど特別な日にはカバー力が高いファンデーションでツヤのある綺麗な肌に仕上げたいですよね・・・

そんな方は、クレンジング不要で低刺激のリキッドファンデーションを使いましょう!

最近ではニキビのもとである”鉱物油”や肌への刺激となる成分が含まれていないリキッドファンデーションも販売されています。

特にニキビができやすい方は一般的なファンデーションを使うのではなく、低刺激なリキッドファンデーションを使うようにしましょう。

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